うつペディア

みんなで情報をあつめるという特性上、情報の正確性は保証できません

Revised on 2013年04月22日(月) 01時28分35秒 +0900 by <Unknown>
「U2plus」サービス移管のお知らせ

投薬治療

薬の種類は大きく分けて古いものから「三環系→四環系→SSRI・SNRI→NaSSA」あります。 精神科、もしくは心療内科の先生が、患者さんの症状を聞いたり、副作用の出方をみて処方します。

薬を飲むことに抵抗が強い方も多いかと思いますが、 そういった場合は、「薬に依存するのではないか」「あまり強い薬は飲みたくない」ときちんと担当医に相談しましょう。 薬を飲むことで不安が増すようでは、逆効果になってしまいますので。

良く誤解されますが、抗うつ薬には、依存性はありません。依存性が出やすいのは「強い睡眠導入剤」「抗不安薬の長期服用」です。 「抗うつ薬」は、脳内の神経伝達系(セロトニン、ノルアドレナリン系)を正常に分泌させるもの 「抗不安薬」は、不安感・動悸・緊張などの症状を抑えるもの

抗うつ薬は、脳内のターゲットとする神経伝達系だけではない、他の神経系にも作用してしまうため、副作用があります。 副作用は、薬を数日間飲んでみないことには(また一週間程度飲んで収まる場合もあるので)、 自分の判断で急にやめたりせず、早めに診察にかかったり、薬剤師に相談しましょう。 副作用が出た場合は、必ず、 ・副作用の種類(吐き気・胃痛・眠気・倦怠感・頭痛・便秘など)が出るタイミング ・副作用の強さ(仕事が出来ない・日常生活に支障を来すなど) を必ず担当医に報告し、時間をかけて、自分や自分の生活スタイルに合った薬を探しましょう。

抗うつ薬の種類 [薬品名に関して: 左側/一般名、()内は商品名]

1)三環系抗うつ薬 [TCA] 現在は、軽症、中等症のうつ病の第一選択からは外れたが、2008年現在も使われている薬である。その理由としては抗コリン作用をはじめとした多くの副作用が存在するがうつ病の改善率が70〜80%と非常に高いことが理由にあげられる。

・三環系の薬 アモキサピン (アモキサン ) ノルトリプチリン  (ノリトレン ) アミトリプチリン ( トリプタノール) トリミプラミン (スルモンチール) イミプラミン (イミドール、トフラニール) クロミプラミン (アナフラニール) ドスレピン (プロチアデン) ロフェプラミン (アンプリット)

2)四環系抗うつ薬 ノルアドレナリンの再取り込みを選択的に阻害し、セロトニンの再取り込みは阻害しない。

・四環系の薬 マプロチリン (ルジオミール) セチプチリン (テシプール) ミアンセリン (テトラミド)

3)SSRI・SNRI(セロトニン再取り込み阻害剤)  セロトニンは神経細胞内で作られ,神経伝達物質として放出されると同時に,同じ神経細胞に再度取り込まるという性質がある。正常であればこのバランスが保たれるが,うつ病やパニック障害などでセロトニンが低下してくるとバランスが崩れ,思考面や感情面で様々な症状を引き起こす。抗うつ薬を使うことで,ストレスによって脳内のセロトニンなどが減少するのを防いでいきます。そして神経伝達をスムーズに行い,服薬を続けていくことで,神経伝達物質の機能が正常化し,症状が改善されていく。パキシルなどのSSRIが他の抗うつ薬と大きく違うところは,セロトニンにのみ作用することです。従来の薬はうつ病以外にも作用する為,副作用が出る場合が多かったのですが,従来に比べ副作用が少なくて服用しやすいことで注目されている。

・SSRIの薬 [選択的セロトニン再取り込み阻害薬] フルボキサミン (デプロメール、ルボックス) パロキセチン (パキシル) セルトラリン (ジェイゾロフト) ・SNRIの薬 [セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬] ミルナシプラン (トレドミン) デュロキセチン (サインバルタ)

4)NaSSA 2009年から使用が開始され、90カ国で使用されている。これまで日本にはなかった作用機序の薬。これまでのようにシナプスにおける神経伝達物質の再取り込みを阻害して濃度を上げるのではなく、セロトニン、ノルアドレナリンの分泌量そのものを増やす作用がある。

NaSSAの薬 ・ミルタザピン(リフレックス、レメロン)

上へ