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精神障害手帳に関する体験談/TIPS

体験談

  • 障碍者枠の就労応募ができるようになったらいいなとおもいましたが、うまくいきません。(うつ病歴11年)

  • 私が「精神障害者保健福祉手帳」を取得するまでの経緯をお話ししたいと思います。「精神障害者保健福祉手帳」のことを知ったのは、病院ではなくハローワークでした。うつ病を再発し退職したため、失業の手続きにハローワークに行きました。離職票を提出した際に、退職理由を「うつ病が悪化したため」と話したら、職員から障害者専門の窓口で登録手続きをするように言われました。そこで「精神障害者保健福祉手帳」の説明を受け、自分も申請しようと思いました。
    理由は、障害者雇用枠で働こうと思ったからです。ハローワークには、一般には公開されていない障害者を対象とした求人があります。かつて、企業に精神障害者を雇う義務はなかったのですが、障害者雇用促進法の改正によって、精神障害者も企業の法定雇用率に算入されることになり、障害者の求人に応募することが可能になりました。私は病状が悪化し失業、休養後に働くがまた悪化し失業を繰り返していて、これ以上自分の病気のことを隠して働けない、病気のことをオープンにして働きたいと思い、「精神障害者保健福祉手帳」を取得しようと思ったわけです。
    2008年7月に3級の手帳を取得しました。それから、障害者の求人に応募しましたが、とにかく障害者の求人数も少ないのが現状です。そんな中で、トータルで5社ほど応募したと思いますが、書類選考で4社に落とされ、面接ができたのは1社。でも結局全て不採用でした。障害者雇用なら何とかなるという甘い考えだったと思いますが、精神障害者の雇用について疑問を抱いた私は、いろいろ調べてみました。企業が一番雇用したいのは、軽度の身体障害者であって、できれば精神障害者は雇用したくないというのが本音なのです。ある程度の企業になると、まず「リスクをなくしたい」という考えが先に立つ。そういう企業の特性が、残念なことに精神障害者の就職を妨げている部分があるのは否めません。最近は、雇用促進法の改正によってそういう風潮も次第に弱まり、精神障害者もいろいろな機会に積極的にチャレンジするようになり、少しずつ結果も出るようになってはいますが、まだハードルは高いのが現状なのです。これが現状だと思った私は、障害者の求人に応募することはもう諦めて、クローズで就職活動をすることにしました。
    個人的に嬉しいのは、映画が1000円で観られることでしょうか。3割負担となってしまう精神科以外での医療費の一部が後日返金されるのもかなり助かっています。障害者控除ですが、もし会社に自分が精神障害者であることを知られたくないという人は、会社の年末調整では控除を受けずに、後日確定申告で控除を申告すれば良いと思います。

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