うつペディア

みんなで情報をあつめるという特性上、情報の正確性は保証できません

Revised on 2012年07月29日(日) 16時21分20秒 +0900 by <Unknown>
「U2plus」サービス移管のお知らせ

自殺について知っておきたい知識

うつ病になると頭のはたらきが低下し、気力・体力も落ちているため、うつ病の原因となったストレスに対応できず死を選んでしまうこともある。また、うつ病の症状として「希死念慮」「自殺念慮」という一種の自殺願望が出ることもある。
うつ病は「こころの風邪」と言われるが、自殺という形で死に至ることもあり、けっして「風邪」などと楽観してはならない。


うつ病と希死念慮、自殺念慮

自殺への気持ちの強さ(ハミルトンうつ病評価尺度より)

  1. 消極的希死念慮(生きていても仕方ないと考える)
  2. 積極的希死念慮(事故に遭っても良いなど漠然と死にたいと考える。)
  3. 自殺念慮(具体的な方法で自殺したいと考える。自殺のそぶりをする)
  4. 自殺企図(実際に自殺行為に至る)

これらの症状は、うつ病の発病初期はもちろん、回復段階でも囚われることもあるので、症状が落ち着いてきても注意が必要である。また、薬を変えた直後や増量した直後に希死念慮が現れた場合は、すみやかに服用を中止(増量した場合は以前の量まで減量)し、主治医に相談すること。うつ病の場合、自分でも理解できない理由で死にたいと思ってしまうことも多い。(ex. 幻聴に死ねと言われる、死という言葉が頭に浮かんで離れない、とにかく死にたい)そうした気持ちに駆られたときに、「本当に死にたいのではなく、これは症状の1つだ」と認識し、やり過ごすことが大切である。

希死念慮の症状が出たときのやり過ごしかた


  • 症状が落ち着くまで動かない
    死にたい、死んでもいいという気持ちは病気の症状に過ぎず、本当に死にたいわけではないのだと言い聞かせ、症状が落ち着くまで動かず、じっとしている。
  • 誰かと一緒に行動する
    希死念慮や自殺念慮の症状が出ていると気づいたら、1人で過ごさずに、恋人や家族、友人など一緒にいて安心できる人と行動する。そうすると、危険な行動は避けることができる。このとき、症状が出ていることを伝える必要はない。
  • 抗不安薬や睡眠導入剤を服用して寝る
    症状を感じて辛いと思ったときは、処方されている頓服の抗不安薬や睡眠導入剤を服用して寝逃げしてしまおう。※必ず用量を守ること

希死念慮の体験談/TIPS

  • 私の場合、とにかく「死にたい」という単語が頭に浮かびます。
       例1「今日の晩ごはんは死にたい何にしようかな死にたい死にたい」。
       例2「むかしむかし、あるところに死にたいおじいさんとおばあさんが死にたいおりました死にたい死にたい死にたい・・・」
    悪化すると生活するどころではなくなるので、とりあえず寝て過ごします。しかしうつの期間が長かったせいか、日常的に「死にたい」という単語に漠然とつきまとわれている状態です。歩きながらでも、歩数を数える感覚で「死にたい、死にたい」と呟いていたり…。そんなときは意識的に早歩きをして、他のことを考える暇がないスピードで歩数を数えます。(ゆっくり歩いていると、「1死にたい、2死にたい、3死にたい」になるので。苦笑)
    一度、SSRI系の薬を睡眠薬として処方されたときにひどく悪化したため、双極性障害の可能性がでてきて処方が変化しました。(通院歴10年/病名不明・最近になって双極性の可能性も)

  • 家族にうつ病を理解してもらえなくて凄く落ち込んでしまった時に、寝てごまかそうとしたものの、「死にたい」「楽になりたい」という気持ちがふつふつと湧き出てきました。怖くなったので頓服と(いつもと同量の)睡眠導入剤を服用して寝逃げしました。起きたら症状がなくなっていて、その後は楽になりたいなどと感じることは今のところありません。(うつ病歴11ヶ月)

  • 車で友達と出かけているうちに気分が悪くなり、このまま事故にあってもいいな~とぼんやり思うことが何度かありました。当時はなんとも思いませんでしたが、後々、それが希死年慮だと知りました。うつ病発病時は刃物を見ても「あれで死ぬかもしれない」と思ったり、道路を見ても「ああ轢かれるかもしれない」と思ったり、就寝前で眠れないときなど無性に手首がうずいて「切ってしまえたら」と思いました。(うつ病暦10ヶ月)

  • 【自殺は最大の暴力】と言う知人のひと言をお守り代わりにしています。

  • 「自殺したくなったら言え。行くから」と言ってくれる友人がいるので、外出先で死の衝動が強くなった時用に「イマココ」という現在の位置をTwitterに投稿できるiPhoneアプリをいれている。

上へ