うつペディア

みんなで情報をあつめるという特性上、情報の正確性は保証できません

Revised on 2012年08月21日(火) 12時33分28秒 +0900 by youutubu_U2plus
「U2plus」サービス移管のお知らせ

障害年金とは

障害年金とは

うつ病を発病し働くことができなくなって、家計のやり繰りに困っているという人は多い。私は傷病手当金の給付は受けませんでしたので、最初は失業保険と自分の貯金でやり繰りしていましたが、失業保険も終わり、貯金がゼロになってからは、母の貯金だけが家計の支えでした。でも、もうその母の貯金も無くなってしまうという先が見えたとき、私は自殺を決意しました。「このお金がなくなったら死のう」本気でそう考えていました。(生活保護を受けようとは思いませんでした)そんなときに知ったのが、障害年金でした。
障害年金制度というものがあることは、掛かりつけの精神科医では、医師もソーシャルワーカーも教えてはくれませんでした。教えてくれたのは、ハローワークでカウンセリングを受けていた精神保健福祉士さんからでした。

誰が対象ですか?

統合失調症、統合失調症型障害、妄想型障害、躁うつ病(感情・気分障害)、てんかん、症状性を含む気質性精神障害などの疾患がある人。初診日の属する月の前々月までに保険料の納付期間が3分の2以上あること(特例として初診日が平成28年4月1日より前の場合、初診日の属する月の前々月までの過去1年間に保険料滞納月がないこと)が保険料納付要件です。

いつ手続きを?

初診のときと、その1年6か月後に、症状の改善が見られず、障害程度が一定の重さである場合に申請できます。初診の診科は精神疾患であることが確認できれば精神科でなくともかまいません。また1年6か月が経過した後も、障害の程度が重くなったときに申請できます。

何を支援してくれますか?

障害基礎年金(国民年金からの支給)は、1級は月額82,175円、2級の場合月額65,741円です(2010年度の額)。厚生年金や共済年金は障害基礎年金(国民年金からの支給)に上乗せする形で支給されますが、保険料の納付期間によって金額が異なりますし、3級や障害手当金もあります。

遡及請求できます

障害年金を受給できる権利は、初診日より1年6ヶ月後の障害認定日に発生します。 しかし、こういった社会保障制度はよく知られていないということもあり、障害認定日時点から請求するという方は極めて少ないのではないでしょうか。 そういった方々の為に、本来ならば受給できていたであろう障害年金を、5年まで遡って請求することができるというのが遡及請求になります。
私は実際の給付認定の通知を受けるまで知らなかったのですが、最高過去5年分1度に支給されるので、認められると数百万単位になります。3級で年額59万円弱を5年間分もらえるとすると、300万円近い金額を一度にもらうことができます。ただ、個人的には、遡及請求して高額の給付を受けられることを強調して、申請前に期待させるのはあまり良くないという気もしているので、あくまで知識として触れておいていただければ幸いです。

より詳しいことについては、下記サイトを参照ください

障害年金というものがあることを知り、障害年金が申請できると知り、主治医に相談をすると、「あなたの状態では年金はもらえないだろう」あるいは「診断書は書けない」と言われたというケースを大変多く聞きます。実は私もそうだったんです。この問題を考えてみたいと思います。
※障害年金は福祉制度ではない

(以下、「こころの元気+」2011年7月号の「わかりやすい障害年金入門」社会保険労務士・井坂武史氏の連載より引用します)

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

福祉制度はおもに税金で運用されていますが、障害年金は、保険方式で運営されているからです。自営業者や学生なら、国民年金の保険料を払います。会社員なら厚生年金の保険料、公務員なら共済年金の保険料を払います。つまり、保険料を払ったことによる対価が障害年金になるからです。

では、このように考えてみてください。自動車保険に加入して、ある日、交通事故を起こしました。加入者は、保険会社に対して保険金の支払いを請求します。これは万が一のときのための保険制度です。

制度自体は、どちらも保険制度です。ただ、運営を国がしているのか民間企業がしているのかの違いだけです。

障害年金を受けられることにためらいがある方もおられますが、障害年金はあくまでも保険料を支払ったことによる対価であり、万が一病気やケガをしたときのための保険なのです。

では、以上のことをふまえて、別の問題について考えてみましょう。「障害年金を受けると、働く意欲がなくなるから診断書は書きません」とおっしゃった医師がいたとしましょう。これについての私の答えは、当然ながら×になります。先ほども申し上げたように、障害年金は、払った保険料の対価だからです。その対価を受ける権利を、医師が奪うことはできないと考えるからです。それでも医師が診断書を書いてくれず、患者への理解が足りないと感じたら、転院を考えるか、われわれのような社会保険労務士に相談することも検討されてみてはいかがでしょうか。

━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

患者が障害年金を申請する権利を、医師が奪うことはできないと思います。この場合、転院を考えるのも良いと思いますが、地方では通院が可能な精神科が選べるほどあるとは限りませんし、転院しても、医師との相性の問題がありますし、転院先の医師が診断書を必ず書いてくれるという保証はありません。医師に根気強く説明するのが一番だと思います。大きな病院なら、ソーシャルワーカーがいれば相談してみるのも良いかもしれません。社会保険労務士に相談するのもありかと思いますが、私自身社会保険労務士のお世話になった経験がありませんので、何とも言えません。

上へ